家庭菜園 土づくり

家庭菜園

家庭菜園ではじめにやることは、「土づくり」。

今回は体験から得た「土づくりに必要なモノやコト」をお伝えします。

はじめにやることは、「土づくり」

土づくりに必要なモノは、①堆肥、②石灰、③肥料の3つ。

①フカフカな土を作り根が張りやすいようにするための堆肥。

②土の酸性を緩和するために必要な石灰。

③そして、栄養分となる肥料。

堆肥について

どんな堆肥が良いのか? いろいろと調べた結果、次のようなものがベストのようです。

  • 牛ふんか腐葉土で「発酵済み」のもの
  • 1㎡あたり3~5リットル必要 
  • 1リットルは400g~600gなので重さにすると1㎡あたり1.2kg~3kg
  • ホームセンター等で売られている堆肥は、リットル単位で売られていました。

石灰について

  • 初心者はカキ殻などの「有機石灰」がおすすめ
  • 1㎡あたり200gあれば良いです。15㎡なら3kg
  • 他に「消石灰」と「苦土石灰」がありますが、肥料と化学反応を起こすことがあるため、石灰を撒いてから1~2週間土となじませる期間が必要になるようです。
いろいろ探した結果、有機堆肥と有機石灰がバランスよく配合されたこちら↑に決めました!価格は1,000円ぐらいです。

ネットでも購入できますが、お近くのホームセンターでお安く買えると思います。

肥料について

  • 有機肥料と化成肥料がありますが、「有機肥料」がおすすめ
  • 化成肥料は、チッソやリンなどの成分比率を選んで購入できますが、土に吸収しやすく効きが良すぎるため量を間違えると逆に野菜や土にダメージを与えてしまいます。
  • 微生物を増やして穏やかに効く、「有機肥料」が良いです。
  • おすすめは、油カスか米ぬかです。
  • 1㎡あたり200g~500gで撒きすぎには注意とのこと。
  • はじめに一定量を与えて=元肥(もとごえ)、野菜の成長に合わせて肥料を追加する=追肥(追肥)をすると良いです。
有機肥料の油かすにしました。価格は600円程度。

土づくりの材料がそろったら、次は「耕し」

土づくりの材料がそろったら、次は「耕し」です。

土の表面に堆肥と石灰を撒いてクワで耕します。

いよいよ家庭菜園がはじまります。まずは丁寧に土を耕します!

表面に全体にまんべんなく堆肥・石灰を撒きます。

クワを使って上から下に向かって耕し、往復すると程よく柔らかい土になります。

全体を耕し終わったら、次は畝(うね)作りです。

クワを使って10cmぐらいの高さの畝を作りましょう。

高さ10cmぐらい、幅65cm~95cmの畝をつくる。何故この幅かというと、この後に「マルチシート」を張るためです。畝の両サイドには油かすの肥料を撒きました。

畝が出来たら肥料を撒きます。

肥料の撒き方は、畝の両サイドにサラサラと適量を撒いていきます。

畝の両サイドにまく理由は、野菜の根が栄養を求めて広く伸びるのを促し、根が広く生えた安定した野菜を作るためです。

初めてにしては上出来ではないでしょうか?!

マルチシートを張る

マルチシートとは?

  • 土を風雨や雑草から守るために黒マルチシートを張ります。その効果は?
    • ①団粒構造を維持します。団粒構造とは、土のフカフカ加減・やわらかさのこと。雨により土が固まるのを防ぎます。
    • ②乾燥を防ぐ。シートをかぶせることにより土の水分蒸発を抑制します。
    • ③雑草防止。シートをかぶせることで雑草が入る隙間をなくし雑草が生えるのを防ぎます。
マルチシートの固定方法は、上下2か所はU字型のピンで、両サイドは土を上から被せました。

これで土づくりが完了しました!次は好きな苗や種を植えるステップに進みます。

今回は1~2週間、土を寝かせてなじませたいと思います。

まとめ 土づくりのために必要なモノ・コト

土づくりのために必要なモノは、①堆肥、②石灰、③肥料、④マルチシートの4つです。

堆肥は、発酵した有機堆肥を選ぶ。

石灰は、カキ殻などの有機石灰を選ぶ。

肥料は、油かすや米ぬかなどの有機肥料を選ぶ。

土を守るために、黒色のマルチシートを被せる。

しっかり野菜が育つか、今から楽しみです。

家庭菜園を始めて、調べる時間、どんな野菜を育てようかなど想像する時間、耕しなど体を動かす時間、収穫を夢見て楽しいことを想う時間が増えました!

場所さえあれば始められるので、まずは場所探しを。ない場合はプランターでの菜園でも良いのではないでしょうか!

では次回のブログをお楽しみに。つぎは苗・種植えです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました