2023年春。久しぶりに京都に旅行に行きました。久しぶりということもあり、過去に行ったことのある定番の京都名所を回りました。
京都に来たなら外せない「金閣寺」
やはり京都に来たなら外すことが出来ない「金閣寺」。今も変わらず黄金色に輝いているのか??確かめに行ってきました。
金閣寺とは?
世界遺産にもなっている金閣寺。正式名称は、鹿苑寺(ろくおんじ)です。舎利殿の金閣が有名なために一般的には「金閣寺」と呼ばれています。
誰が金閣寺を建立したの?
金閣寺は、室町幕府第3代将軍の足利義満(あしかが よしみつ)によって建てられました。
なぜ金色なの?
将軍だった足利義満は、権力や財力を天下に示すために外観に金箔を貼って金色の舎利殿を作ったと言われています。
なぜ、権力や財力を示そうとしたのか?というと、
足利義満は実は、天皇家を乗っ取ろうという野望があったらしいです。
野望を成し遂げるために、自分はこんなに権力も財力もあるのだ!ということを世の中に知らしめるために金色にしたということです。
一説には、きらびやかな金色は極楽浄土を表現しているという説もあります。
門をくぐり、順路通りに進むと綺麗な庭園があります。その庭園を見ながらさらに進むと、見えてきました。金閣寺です。
金閣寺の屋根に鎮座するのは?鳥?
金閣寺の屋根の上には鳳凰が鎮座しています。これは想像上の生き物の不死鳥らしいのですが、永遠の命の権力の象徴であり、戦乱の無い今日の平和を願って掲げられたシンボルとの事です。
金閣寺を抜けると現れたのは、「龍門の滝」。龍門の滝その意味とは?
金閣寺をしっかりと目に焼き付けた後、さらに順路に沿って進むと現れたのが「龍門の滝」です。なにか意味がありそうな雰囲気の滝でしたが、この時は特に気にすることもなく次に。
龍門の滝、気になったので後で調べてみました。
龍門の滝は、古代中国の「登竜門」と呼ばれる故事に由来していて、鯉が滝を登りきると龍になる=努力を重ねると成功する。これを再現しているそうです。
滝水が落ちているところに縦長の石が置かれていますが、これが鯉を表す「鯉魚石(りぎょせき)」というもので鯉の滝登りを現わしています。
続いて現れたのが、「夕佳亭」
龍門の滝を散策して次に現れたのが、「夕佳亭」と呼ばれる茶室です。その茶室の前には第8代将軍足利義正(あしかが よしまさ)が愛用していたといわれる手水鉢(ちょうずばち)があります。
次に現れたのが、「白蛇の塚」
夕佳亭を越えて進むと次に現れたのが、白蛇の塚(はくじゃのつか)。池の上に浮かぶ島にポツンと現れた塔に深い意味を感じます。
龍門の滝から階段を上がっていくと左側に池が見えます。その池に浮かぶ島の上に1つの塔が建っています。これが「白蛇の塚」です。
白蛇の塚は、鎌倉時代にあったとされ当時この一帯を領有していた西園寺家が建立したと言われています。
最後はやっぱり甘いもので〆
久しぶりの金閣寺。ゆっくりと散策し堪能しました。修学旅行当時は、金色ですごいな~。ぐらいにしか思いませんでしたが、今は当時の状況など歴史を学びながら散策できました。旅行に行くと気分転換になるのと同時に歴史なども学ぶことが出来て有意義ですね。
では、最後は甘いもので〆たいと思います。
春の京都は良いですね。思い立ったが吉日です。週末だけでも旅行に行くと気分爽快。楽しい気持ちになりますよ。是非、旅行に行きましょう!
今後も日々のことをブログにアップしていきます。よろしくお願いします。
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