2023年春 京都旅行に行ってきました。久しぶりの京都なので王道の観光地を巡り、新緑の風景と歴史を学び、そして京都ならではの食も堪能しました。
次に訪れたのは、国宝 銀閣寺
金閣寺に行ったのならここにも行きたい。ということで行ってきたのは銀閣寺。
正式名称は、慈照寺(じしょうじ)です。
銀閣寺は国宝に指定されています。
あれ、銀閣寺は国宝なのに金閣寺は国宝に登録されていなかったような・・・。
それはなぜ?
銀閣寺が作られたのは、
●室町時代
●第8代将軍 足利義政が建立
●室町時代当時の建物が現存している
ということで、室町時代の建物が現在も当時の姿を残していることから歴史的価値が高いため国宝指定がされています。
一方で、金閣寺は過去には国宝登録がされていたものの昭和25年に放火によって全焼してしまい、建物が消失してしまったため国宝が取り消されています。現在は修復後の建物であり歴史的価値がまだ低いということらしいです。
いざ銀閣寺へ
それではいよいよ銀閣寺を拝観したいと思います。
総門をくぐると竹でできた壁=銀閣寺垣がでてきます。これを通過して拝観入り口である中門を通過すると現れるのが、『砂』で趣を表現している銀閣寺の庭園、「銀沙灘(ぎんしゃだん)」と「向月台」です。
銀沙灘は、京都特産の「白川砂」が使われており、この白川砂は反射率が高く間接照明の役割を果たしているそうです。
そして向月台は、砂を180cmの高さまで盛り、きれいな円錐台形に成形されたオブジェ?です。
一説にはこの上に座り月を眺めるために作られたとの事です。
余談ですが、この砂の庭園=銀沙灘は週1回のメンテナンスをしているとのこと。綺麗な状態を維持するのは大変なことですね。こういった風情ある庭園があるからこそ銀閣寺も引き立つのだと思います。
いよいよ、銀閣寺とご対面です。
これぞ国宝 銀閣寺
金閣寺のような派手さはありませんが、室町時代の建物が今も残るということで、当時を思い浮かべながらみると感慨深いものがありますね。歴史を感じる建物です。
見上げると屋根の上には、金閣寺と同じ『鳳凰』がありました。
金閣寺とは見どころが異なる銀閣寺。国宝登録の歴史ある建物をみることができました。歳を重ねて、いろいろな歴史小説を読み、その後で訪れる京都は、若い時に行った京都とは違った街に見えました。
金閣寺の散策ブログも参考にしてください。
思い立ったが吉日。週末に・家族で・一人でも旅行にいくと気分も変わって清々しいです。
思い切って旅に出ると、新しい発見があり人生に厚みが増します!
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